おんきてんもく
温祈天目
仏具・日用品
祈りの場にぬくもりを。
温度を感じるおりん
コンセプト
祈りの場を、
ぬくもりで包む。
「音」を通じて、日常の中に聖域をつくりだすおりん。古くから受け継がれる、一音のみを奏でることに特化した究極にシンプルな姿は、古典的な機能美がある一方、冷たく無機質な印象も感じさせます。『温祈天目』は、“温度を感じるおりん”をコンセプトに、美しい音色とあたたかみのある佇まいの両立を目指してつくりました。ぬくもりのおりんが、大切な人に想いを捧げる祈りの場を、やさしく包み込みます。
特徴
音を美しく反響し
祈りの場に調和する形
音を美しく反響し
祈りの場に調和する形
古くから続く「托鉢」という修行の持つ美しさを、日々のご供養に重ねて。托鉢に使われる道具・応量器から着想した、余計な線や装飾がないシンプルなデザイン。上部に広がりのあるお椀型のフォルムは、祈りの音を美しく反響します。また、お位牌を隠してしまわないよう、背丈の低さにもこだわりました。
置き場所に困ることの多いりん棒は、おりんの真ん中に立て置けるデザインに。おりんとの接地面をできる限り少なくすることで、音が鳴っている間に立て置いても、音が止むことなく鳴り続けます。素朴な風合いの丸い持ち手は、祈る人の心をあたたかに照らす、日輪(太陽)をイメージしています。
やわらかな表情
美しい余韻
やわらかな表情
美しい余韻
りん本体の素材は、鈍い輝きを湛える上質なシルジン青銅。表面に細かな凹凸をつけることで、まるで布のようなやわらかな質感に仕上げました。りん棒の打ち玉、りん敷きには、希少な黒檀を使用しています。青銅×黒檀が奏でるやさしい音色、そして静かに漂う美しい余韻が、祈りの聖域を包み込みます。
手間暇かけて表現した
使い込んだような質感
手間暇かけて表現した
使い込んだような質感
金属特有の無機質さから、温度を感じるようなあたたかな表情へ。本体、りん棒の金属加工は富山の鋳物メーカー、能作の技。使い込んだような質感を表現するため、通常の2倍の時間をかけてバレル研磨を施したのち、手作業で表情を整えていきました。りん棒に使用した黒檀の繊細な加工は、飛騨高山の雉子舎によるもの。
職人の手仕事が息づく、ぬくもりのおりん。経年変化していく表情に、あの人の姿が重なります。
こちらから「温祈天目」の音色をお聴きいただけます。
写真
商品仕様
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サイズ
本体:Ф70㎜×H30㎜
りん棒打ち玉:取っ手Ф外円16㎜/内円Ф10㎜/軸37㎜
りん敷き:外円Ф40㎜×H3㎜(内円Ф20㎜1㎜凹) -
素材
本体:シルジン青銅
りん棒打ち玉:縞黒檀
りん敷き:縞黒檀 -
生産国
日本
-
カラー
ゴールド
-
デザイナー
まなかデザインチーム
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鳴らし方
おりんの外側もしくは内側の側面を軽く打ち、鳴らしてください。
真上からおりんの縁を叩きますと、音が響きづらいだけでなく、破損の原因になるため、ご注意ください。
配送・注意事項
配送
注意事項
・落下すると大変危険ですので、お子様の手の届かない場所へ設置してください。
・一つ一つ手作業でお作りしているため、色合いや微細な点が全て異なります。サイトや店頭カタログなどと全く同じお品物はご用意できませんのであらかじめご了承ください。
・金属製の仏具は湿気や水分に弱いため、お手入れの際は乾いた柔らかい布でほこりや水滴を拭きとってください。硬いたわしや研磨剤の入った金属磨きを使うと着色やメッキがはがれる原因となりますのでお控えください。
・ちいさなお子様のお手に触れないように、またお口に入れないように、ご注意ください。
・りんを床に落とす、ぶつける等の衝撃を与えると破損し、音が鳴らなくなる場合があります。
・真鍮は空気中の成分と反応してくすんだり黒ずんだりする性質があります。
・シルジン青銅は通気性の悪い箱や水滴が付いたままに放置しておくと緑青(炭酸銅・真鍮に発生する青緑色のさび)ができる事があります。
・金属製の仏具は湿気や水に弱い特徴がありますのでお手入れの際は乾いた柔らかい布をご使用いただき、ほこりや水滴を拭き取るようにしてください。硬いたわしや研磨剤の入った金属磨きを使うと着色やメッキがはがれる原因となりますのでお控えくださいませ。
・時間とともに色味が濃く変わっていきます。素材の特徴として、経年変化をお楽しみください。