いんとせき -たくじょう-
引と斥 -卓上-
お仏壇・ステージ
形見と一緒のお仏壇
コンセプト
家族をつなぐ思い出たち
『家継具 引と斥(かけいぐ・いんとせき) -卓上- 』は、大切な方々とのつながりをいつでも心に引き戻せるように、思い出の品を保管する場所を設けたお仏壇です。『家継具 引と斥 -卓上- 』には、大切なものを納めるスペースが6つあります。ご父母、ご自身、子どもたちというように、家族三世代で楽しみながら思い出を収集していくことで、緩やかに家族の大切な場へ。
家族それぞれのスペースに入った各々の宝物を引き出し、語らう時間は、家族をつなぐかけがえのないものとなるでしょう。
特徴
伝統の意匠を現代へ
伝統の意匠を現代へ
優雅なカーブを描き広がる脚部のデザインは、正倉院の唐櫃(からびつ)をモチーフにして、家族の大切なものを納め、故人をお祀りする場としての神聖さを高めました。小箱の折れツマミは古くからある京金物で、釘などは使わずに取り付けられています。
日本に永く残ってきた家具の造りや意匠を踏襲し、『家継具 引と斥 -卓上-』自身が、やがてアンティークとなる風景にも想いを馳せています。
受け継いできた人々の
ぬくもりを纏う
受け継いできた人々の
ぬくもりを纏う
『家継具 引と斥 -卓上- 』には、時間をかけて乾燥させた良質な国産無垢材を使用しています。小箱は調湿性・防虫性に優れている桐製で、古くから和家具などの仕上げに使われる虫白蠟(いぼたろう)という蠟で仕上げました。本体は栗を使用し、木目の風合いを残す目透きつや消し黒漆仕上げとしました。それぞれの仕上げはともに、経年変化から独自の風合いを増していくため、これまで受け継いできた人々のぬくもりを纏うようにと考えられています。
永く受け継がれる物を
支える確かな技術
永く受け継がれる物を
支える確かな技術
『家継具 引と斥 -卓上-』は、指物師(さしものし)と呼ばれる職人により一つひとつ丁寧に制作されています。
それは、ネジなどの部材が見えず美しいといった側面もありますが、呼吸する木材の伸縮する力を逃しながら接合をするため、頑丈で長く持ち、メンテナンスがしやすいといった面があります。
一つひとつの小箱が引き立つように設けている隙間のラインは納まりに少しでも狂いがあるとガタガタになってしまいます。このまっすぐなラインは指物師の確かな仕事の証であります。
写真
商品仕様
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サイズ
全体:幅50.4cm×奥行35.6cm×高さ36.3cm
上部物入れ内寸:幅12.8cm×奥行25.5cm×高さ4cm(×3)
引出し外寸:幅12.8cm×奥行26.5cm×高さ11cm
引出し内寸:幅10cm×奥行24.1cm×高さ9.3cm -
仕上げ
本体:目透きつや消し黒漆仕上げ
引出し:うづくり上イボタ蝋仕上げ -
素材
本体:栗 無垢
引出し:桐 無垢 -
生産地
静岡県静岡市
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デザイナー
浅利幸男
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Q
お仏壇にご本尊は必要ですか?
A
元々お仏壇は仏さまをお祀りするものですので、かつては各宗派のご本尊をご用意していたことと存じますが、最近では、お位牌を中心にお祀りする方もいらっしゃいます。まなかでは暮らしの中でご供養をしやすい環境を提案しておりますので、必ずご用意するようには考えておりません。
最近は作家さんが作られている素敵なご本尊もございます。ご本尊をお祀りしたい方やお祀りする必要がある方はご自分でお気に入りの仏さまを探されてみることをおすすめします。 -
Q
お仏壇を買い替えたいのですが、古いお仏壇は引き取っていただけますか?
A
提携会社によるお仏壇引き取りサービス(有償)をご紹介しております。
詳しくはこちらのページでご確認ください。
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制作者紹介
浅利幸男 (建築家/ LOVE ARCHITECTURE 代表)
自然科学の「知」は、世界を説明するのに有効ですが、建築の持つ価値の一面しか説明することが出来ません。人間が入れこまれた状態の空間を仮に情緒=moodと呼ぶなら、その情緒を素材やかたち、光と影を駆使しながら、論理的につくりたいと考えています。
配送・注意事項
配送
注意事項
・線香やろうそくに火がついた状態で離れないようにしてください。また、近くに燃えやすいものを置かないでください。
・仏壇を安置する場合は、床が水平なところに設置してください。
・仏壇の上に倒れやすいものや、転がりやすいもの、重い物は置かないようにしてください。破損や落下、ケガの原因となります。
・仏壇に体重をかけて、立ち上がらないでください。バランスを崩して転倒、ケガや破損の恐れがあります。
・高温の御供物や高温の御供物等の入った器が仏壇に直に触れないようにしてください。破損の原因となります。
・過度な湿度、乾燥、高温、衝撃等が加わると、木地の伸縮や捻れ、又は接着剤の溶解等で接着部分の亀裂や欠損、及び塗料面が剥離することがありますので、ご注意ください。
・直射日光や熱、冷暖房の風や加湿器の蒸気が直接当たる場所への設置は、木材の収縮や、色の変化が生ずるため、お控えください。紫外線に当たる事で変色する可能性がございます。
・汚れ等は、乾いた布で表面を軽くお拭きください。水拭きや化学雑巾・洗剤・油性ワックス・アルコール等・薬品を使用したお手入れは塗装が劣化する原因となりますためお控えください。汚れがひどい場合は、硬く絞った布で拭き取った後、乾いた布等で水分が残らないようふき取ってください。
・仏壇を移動させる際には仏具や引出しを必ず抜いてください。抜かずに移動すると、落下や、ケガ、本体や床を傷つける場合があります。
・塗装面に鉛筆やボールペン等の先端が硬くとがった物をぶつけたり、押し当てたりしますと、へこみ跡や傷・剥がれにつながる恐れがありますので、取り扱いにはご注意ください。
・水に濡れた際は、即座にお拭きください。時間が経つとシミになる可能性があります。
・ちいさなお子様が、引き戸に手をはさむ、体重をかけてバランスを崩して転倒、角にぶつかるなど、ケガをする場合がありますので取り扱いにはご注意ください。
・無垢材は、十分に乾燥させていますが温度や湿度の変化によってたえず収縮しています。その為、反りや割れが発生する場合があります。
・天然木の無垢材や突板を使用している商品では同じ木目の商品は無く、経年変化により表面の色が味わい深く変化し、素材・塗装・仕上げによって、ひとつひとつに個体差があります。それぞれの商品の木材の特徴をご理解の上、木の自然な風合いや温もりをお感じ頂きながらご使用ください。
・極度な乾燥や高い湿度でねじれやゆがみが生じる場合があります。人と同じように湿度40~60%ぐらいが適度といわれています。高温多湿な場所は避け、一定の気温と湿度、定期的な換気をしながらご使用ください。
・強い光に長時間さらされると、変色や割れや反りが生じることがあります。
・高熱に長時間さらされると、変色したり痕が残ったりすることがあります。
・仏壇を安置する場合は、床が水平なところに設置してください。接地面が水平になっていないと、歪みなどが生じる恐れがあります。
・やわらかい木材を使用しておりますので、ボールペンなど硬いものやカッターなど鋭いものを当てるとキズが残る場合がありますのでご注意ください。